最大16個の質問（STEP 1～4）に答えて、腫れ・むくみ、痛みの症状をセルフチェック（所要時間約2～3分）

腫れ・むくみは、皮膚や体の表面だけでなく消化管やのどなどにも生じ、お腹が痛くなったり息苦しさを感じたりする原因となることもあります。
本チェックシート※では、これらの症状に遺伝性血管性浮腫（HAE）という病気が隠れていないかをセルフチェックできます。

※結果は印刷することができます。医療機関を受診する際にお役立てください。

スタート

正しい診断を受けるためには
必ず医師の診察を受けてください。

HAE以外の病気の可能性を調べる①

全身性のむくみを起こす代表的な病気には、心臓、肝臓、腎臓の病気があります。
STEP1では、これらの病気の腫れ・むくみの特徴にあてはまらないか調べます。

あなたの腫れ・むくみは、突然あらわれて、数日で消えますか？

はい

いいえ
(いつも腫れ、むくんでいる)

あなたの腫れ・むくみは、片足や片手、皮膚の一部など部分的に起こりますか？

はい

いいえ

腫れた部分を指で5〜15秒ほど強く押したとき、へこんでもすぐに元に戻りますか？

はい

いいえ
(なかなか消えず、くぼみのような跡が残る）

HAE以外の病気の可能性を調べる①

3つとも「いいえ」にあてはまる方は、心臓や肝臓、腎臓などの病気によるむくみの可能性があります。

むくみだけでなく、下記のような症状がある方は、かかりつけ医やお近くの医療機関を受診してご相談ください。

●最近、体重が増加した
●腹囲が大きくなった
●体調も悪く、疲れやすい
●呼吸が苦しい、息切れがする、動悸がする、胸が痛い
●尿の出が悪い
●足のむくみは夕方に悪くなり、朝には良くなる

くわしくは、
「むくみに隠れるこんな病気」へ

HAE以外の病気の可能性を調べる②

じんま疹も皮膚の一部分に起こるむくみの一つです。
STEP2では、腫れ・むくみの特徴から、じんま疹の可能性を調べます。

蚊に刺されたときのように、ぷっくりとした境界明瞭な皮膚の膨らみや赤みはありますか？

はい

いいえ

強いかゆみはありますか？

はい

いいえ

腫れ、むくみはどのくらい続きますか？
（くり返し発疹ができる場合は、それぞれの腫れが続く時間）

数時間以内が多い（1日以内）

2〜3日続くことが多い（1日以上続く）

HAE以外の病気の可能性を調べる②

じんま疹も皮膚の一部分に起こるむくみの一つです。
STEP2では、腫れ・むくみの特徴から、じんま疹の可能性を調べます。

3つとも「はい」にあてはまる方は、「じんま疹」かもしれません。

じんま疹は、皮膚の一部が急に赤くなり、蚊にさされたときのようなぷっくりとした境界明瞭な皮膚の膨らみ（むくみ）が急にあらわれる病気です。

下記のような症状がある方は、かかりつけ医やお近くの医療機関（皮膚科など）を受診してご相談ください。

●腫れ・むくみとともに息が苦しくなる
●顔や全身に出る
●かゆみがつらいとき
●腫れ・むくみが1ヵ月以上も毎日のようにくり返しあらわれたり、何度も起こる

また、アレルギーで起こるじんま疹は、食べ物、薬、植物（天然ゴム製品を含む）、昆虫の毒素などを原因として、数分から数時間以内に起こります。心あたりがある方は医師にお伝えください。

くわしくは、
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結果

あなたの腫れ・むくみ、痛みの症状は、
遺伝性血管性浮腫（HAE）が原因である可能性があります。

本チェックシートの結果は印刷することができます。
医療機関を受診する際にお役立てください。

正しい診断を受けるためには必ず医師の診察を受けてください。

遺伝性血管性浮腫（HAE）を
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※外部の特設サイトに移動します。
（別ウィンドウが開きます）

チェックシート結果

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遺伝性血管性浮腫（HAE）とは

遺伝性血管性浮腫（HAE）は、急に皮膚や粘膜が腫れたりむくんだりする病気です。
腫れやむくみは全身のあらゆる場所に生じ、多くは皮膚と消化管に起こります。皮膚の場合は顔面やくちびる、手、腕、足などに腫れが起こり、消化管が腫れると激しい腹痛が起こることがあります。のどが腫れると呼吸困難になったり窒息したりすることがあるため、のどがつまる感じや息苦しさを感じる場合は要注意です。
HAEは診断されれば治療できる病気です。血液検査を受けて「補体C4濃度※1」や「C1インアクチベーター活性※2」という項目を調べることで、HAEかどうか診断できます。HAEかもしれないと思ったら、病院を受診してください。
また、病名から分かるように、遺伝性血管性浮腫（HAE）は遺伝する病気です。

※1補体C4濃度：免疫の一部にかかわる「補体C4」という物質が、血液中に正常な量、存在しているかどうかが分かります。HAE患者さんでは、この補体C4の量が少ないことが分かっています。
※2C1インアクチベーター活性：C1インアクチベーターはC1インヒビターの別名で、検査項目としてはC1インアクチベーターが慣例的に用いられています。HAEの主な原因であるC1インヒビターという物質が、きちんと働いているかどうかが分かります。

〈HAEの主な特徴〉

●原因不明の腫れ・むくみ、腹痛をくり返す
●ご家族に同じような症状を経験したことのある方がいる
●精神的ストレスや肉体的ストレスが引き金となって起こる
- ・過労やケガ
- ・抜歯などの歯科治療
- ・手術・検査（外科手術、内視鏡など）
- ・妊娠や生理
- ・服用している薬※
- など

※女性ホルモン剤、血圧を下げる薬、
NSAIDs、血糖を下げる薬

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チェックシート結果

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